New Varieties Calendula 新品種:カレンジュラ
カレンデュラ〜ポットマリーゴールド〜 Calendula hybrid


Flor SAIKAが育成したポットマリーゴールドはうどんこ病耐性のカレンジュラで、一重、八重を含め現在20種類以上の品種がありますが販売されているのはスプレータイプの6品種のみです。スプレータイプに加え、はい性タイプ、マム系タイプ等の改良を進めており、世界初の純白のカレンジュラ、ピンクのカレンジュラの開発にすでに成功しています。
35度以上になる九州の梅雨を乗り越え、-10での寒さを乗り越えます。そして、-5度の寒さでも花が咲き続けます。(真夏は花数が減り、地域によっては止まります)
< spray calendula for garden>
Calendula hybrid, which we, Flor SAIKA developed, has strong tolerances against plant diseases, and is the best suited for winter garden from autumn to spring. There are kinds of 18 colors including pink and white, but only the kinds of 6 colors are on sales. We have succeeded in developing the first pink and white calendulas. The flowers keep blooming all year around. They withstand 35 to minus 5 or minus 10 degrees.
It is possible to keep flowers in the Kyushu region of Japan in which the highest temperature is more than 35 degree. These continuously flower even in rainy seasons and by minus 5 degrees.
Name of series is Madoca ,Name of plant is as follows. >
madoka almond milk、madoka barmucuhen、madoka lemon madeleine、
madoka orengeharbtee、madoka orange madeleine、madoka honey lemonade、
madoka cheese torte
I look for an agency of the overseas sale (U.S.A. Europe) The person who is interested please e-mail it to info@florsaika.com
育種データ
●カレンジュラ(きんせんか)との出会い
<FlorSAIKAが育成した「まどか」>
RHSから受け取った種子が育種を始めるきっかけとなった。
それまでは、キンセンカの薬効には興味があったが、育種の対象にしようとは考えていなかった。RHSより受け取った品種はCalendula officinalisにはない「這う」性質を持ち、Calendula officinalisより乾燥に強いかった。剛健な性質に強い興味を持ていたのでこの性質を取り込みたいと考えた。日本の高温多湿にどう反応するかや、岐阜県農業試験場がCalendula arvensis(冬咲きんせんか)とCalendula officinalisを交配し得た種子を、胚培養してようやく個体を得たという報告を知っていたので不安もあったが。とにかく交配を開始した。合わせてCalendula arvensis(冬咲きんせんか)とCalendula officinalisの交配も開始した。胚培養の環境も整えたが、量で勝負する方針に途中で切り替え、多量の交配を行い種子を得たところからスタートした。
●カレンジュラ(きんせんか)「まどか」の産まれるまで=育種実験
<交配実験=組み合わせ試験>
左写真(交配後の袋かけ)、右写真(左側:Calendula arvensis・右側:Calendula arvensisとCalendula officinalisを交配して得たキンセンカ)
冬知らずの名前でよく知られている、Calendula arvensis(冬咲キンセンカ)とCalendula officinalis(園芸用きんせんか)を交配すると、葉がCalendula arvensisとCalendula officinalisの間で花がCalendula arvensisと同じ大きさの物が得られる。母親をCalendula arvensisにした方が葉が小さく成る傾向があるが、どちらを母親にしてもだいたい葉の大きさはCalendula arvensisとCalendula officinalisの間の大きさになる。この組み合わせは岐阜県農業試験場が10年前に発表しているように非常に稔性が悪く、しかも発芽率が悪い。岐阜県農業試験場は胚培養でようやく実用化したがFlorSAIKAも5,000回の交配から得た1,000粒の種子からようやく個体を得ることに成功した。
様々な組み合わせの交配を行い、どのような個体が得られるか試験して確認する事から育種は始まる。FlorSAIKAは最初に、Calendula arvensisとCalendula officinalisを含めて、18通りの交配試験を行った。その結果を利用して交配の絞り込みを行い、育種の方向を決めていった。*冬知らずはCalendula arvensis(冬咲キンセンカ)の改良品種と発表されています。
<連続開花性を得る実験>
冬期に実際に-5度程度の積雪条件下において、開花が継続することを確認する。確認できた個体のみ次世代に進め、育種を進めていく。FlorSAIKAが育成した「まどか」は雪の中で開花が持続する個体の選抜を繰り返す事で商品化した。
<耐病性を得る試験>

写真(左側:耐病性有り・右側:耐病性無し)
うどんこ病に対する抵抗性が確認できた個体のみ次世代に進め。育種を進めていく。FlorSAIKAが育成した「まどか」はうどんこ病に強い抵抗性がある個体の選抜を繰り返す事で商品化した。
<育種の進捗状況>
FlorSAIKAが進めているカレンジュラの育種は、すでに実売されているスプレータイプの「まどか」の他に這性タイプ、ボール型タイプなど5シリーズがあります。「より美しく、より強く、より作りやすい」品種を目指して育種を進めています。
<育種風景>

育種は地道にこつこつと積み重ねるしかありません。先陣の伝えに間違いはありません。
カレンジュラで最初に実用化に成功した「まどか」ですら販売にまでに4年かかりました。4年間信じて交配と選抜をひたすら続けた結果です。もちろん、選抜によるゴミの山を何度も処分しながら4年間1ポットも販売できませんでした。
育種は莫大な時間と経費をかけ、初めて成果が得られると実感する結果となりました。しかしながら、育種にますます魅力を感じるようになりました。
●学名一覧
<きんせんか:Calendula officinalis>
切り花用
はやぶさ,ダンディ,アリス
ガーデニング用
デージーミックス,カレン,コーヒークリーム,バターミルク・ベビー,ゴールド・スター・セール,ニードル&ピン,ネオン,オレンジ・スター・セール,トーチ・オブ・バッフ,ポットマリーゴールド・ノヴァ,
<冬咲きんせんか:Calendula arvensis,Calendula 'Fuyushirazu'>
Calendula aegyptiaca,Calendula aestivalis,Calendula alata,Calendula algeriensis,Calendula americana,Calendula anemoneflora,Calendula arvensis,Calendula aurea,Calendula balansae,Calendula boissieri,Calendula cariensis,Calendula chrysantha,Calendula decumbens,Calendula denticulata,Calendula officinalis,Calendula eckerleinii,Calendula eriocarpa,Calendula exilis,Calendula foliosa,Calendula glauca,Calendula grandiflora,Calendula gussonii,Calendula incanescens,Calendula karakalensis,Calendula kerkerana,Calendula lanzae,Calendula linifolia,Calendula maderensis,Calendula malvaecarpa,Calendula maritima,Calendula maroccana,Calendula meuselii,Calendula microphyla,Calendula monardi,Calendula montserratensis,Calendula murbeckii,Calendula pachysperma,Calendula palestina,Calendula persica,Calendula suffruticosa,Calendula sinuata,Calendula stellata,Calendula subinermis,Calendula suffruticosa,Calendula suffruticosa subsp. carbonellii,Calendula suffruticosa subsp. greuteri,Calendula suffruticosa subsp. tlemcensis,Calendula thapsiaecarpa,Calendula tripterocarpa,Calendula tunetana,Calendula vidali,Calendula maritima
・BRITISH SEED LTD:http://www.britishseed.com/Shop/Flower/FlowerFlower/C/Calendula.html
・SWALLOWTAIL GARDEN:http://www.swallowtailgardenseeds.com/annuals/calendulaann.html
・Seedman.comhttp://www.seedman.com/calendul.htm
国内登録品種
第14920:ファッションサニーオレンジ(トキタ種苗・東京花壇)
第15270:ファションオレンジアイ(トキタ種苗・東京花壇)
第15271:ファションイエローソル(トキタ種苗・東京花壇)
国内出願品種
第19969号:サムデン01:スフルティコサ(ドイツ:15 D−59348)
第20524:まどかアーモンドミルク(角田ナーセリー:FlorSAIKA:西川公一郎育成)
第20525:まどかフルーツシフォン(角田ナーセリー:FlorSAIKA:西川公一郎育成)
第20526:まどかレモンキャラメル(角田ナーセリー:FlorSAIKA:西川公一郎育成)
第20527:まどかオレンジナッツクッキー(角田ナーセリー:FlorSAIKA:西川公一郎育成)
第20628:まどかハチミツレモネード(角田ナーセリー:FlorSAIKA:西川公一郎育成)
第20529:まどかチーズトルテ(角田ナーセリー:FlorSAIKA:西川公一郎育成)
第20796:かれんオーレ(岐阜県)
第20797:かれんオレア(岐阜県)
第20798:かれんミルク(岐阜県)
第20799:かれんレモア(岐阜県)
第20800:かれんレスカ(岐阜県)
第20801:かれんオスカ(岐阜県)
第20802:かれんエロア(岐阜県)
第20803:かれんエロー(岐阜県)
第20804:かれんソフィア(岐阜県)
第20805:かれんミルキー(岐阜県)
<園芸以外の利用(ハーブとしての利用:薬効:薬草:軟膏・お茶)>
カレンジュラはcalendula、キンセンカ、マリーゴールド、ポットマリーゴールドと表現され古くよりハーブとして広く利用されてきました。
敏感肌用として、膚用クリームとして利用され、切り傷、すりむき傷、こ擦り傷、潰瘍、肌の炎症、を鎮静させる効果があります。荒れた肌及びあかぎれの肌を和らげ、傷痕を残さない様に柔軟に組織を保護します。また、強い殺菌力を利用して消臭クリームとしても利用されています。(有名なイスラエルハラヴィン社の消臭クリーム「ラヴィリン」の主成分はカレンジュラです。
また、米国の自然療法機関ユーチパインズ資料によると、消炎作用、収れん作用、癒傷作用、抗真菌作用、胆汁排出促進作用、通経作用があり、飲用することで白癬、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆嚢の症状軽減、消化不良、真菌による感染、遅れがちな月経や月経痛、ホルモンのアンバランスを改善すためにに利用されます。
カレンジュラは皮膚の局所治療に最適なハーブの1つです。塗布したり湿布することで感染、損傷にかかわらず皮膚に炎症が見られる時に利用されます。外部の出血、創傷、打撲、捻挫などの症状全般にも用いることができます。傷の治りが遅い時や皮膚の潰瘍にも役立ちます。軽症の火傷応急処置にも利用できます。
傷、耳、目や涙腺の洗浄にも利用されます。外用薬としては、火傷や傷口の回復を助け、耳の中にぬると耳痛を解消します。内服薬としては、解熱剤になるほか、潰瘍、生理痛に効きます。帯状疱疹のような発疹性の皮膚病(水疱瘡のようにウイルスによるもの)にも用いられています。
利用法
乾燥して刻んだカレンジュラ大さじ2〜3杯をカップ3〜4杯の熱湯に入れ、5分間弱火で沸騰させ、5分間蒸らし、その浸出液を1日数回に分けて飲みます。
月経不順、消化不良には、1回マリーゴールド5gに、熱湯カップ1をそそぎ、10分むらしたハーブティーを1日3回飲みます。
皮膚の炎症、湿疹、水虫には、マリーゴールド15を、ホホバオイル100mlで浸出させた油25mlと蜜蝋5gで調整した軟膏をぬります。
参考資料;米国自然療法機関ユーチパインズ資料 ハーブサプリバイブル(アール・ミンデル著 出版:ネコパプリッシング)TODAY‘S HARBAL HEALTH (Louise Tenney,M.H.著)、自然を基調にした健康づくり 製作(財)日本健生協会、ハーブティ販売はハーブ専門店の【ハーブの香り】、http://www.h7.dion.ne.jp/~t-health/index.htm http://www.herb-no-kaori.com/index.html http://www.jp-biyou.com/deodlnat/lavilin.html
