エクアドルの切り花農場
再来週日本からエクアドル(カヤンベ)の切り花農場の視察に20人来られる。
私も現地で合流し、基本から来られる方との交流を深める準備をしている。
エクアドルの切り花農場は毎年数百haの規模で拡大している。
この拡大基調の鍵となるのが水の確保と資材費の節約。
温暖化で赤道付近は雨の量が増えるとの事だが確かに増えている。
しかし、用水路の質と量の充実が鍵となる。
ただ、溝を掘って流している現状の用水路では無駄が多い。
1年で鉄、農薬、肥料は3倍に価格が高騰した。
産油国エクアドルで国産化されているプラスチックは据え置きが政府の施策により値段が下がている。
鉄の利用料をできるだけ減らすためにフルメタルからメタルと木のミクストに変更する農場が増えてきた。
また、化成肥料の利用料を減らすために堆肥を積極的に導入している、「ぼかし」は元々日本の技術だが、
九州大学の開発者がコスタリカに移籍したことが契機となり南米に急速に広がった。
堆肥を作るために籾殻、パーム椰子の絞りかす、鶏糞などを多量に調達する。日本のように補助金をつけてもなかなか進まない堆肥の普及と違い、エクアドルは引き手あまただ。
堆肥や堆肥の基の値段が徐々に上がり始めた。
切り花農場に今欲しい品種はと聞いてみた。
「病気に強い品種」、「生産量が変わらず必要肥料量が少ない品種」と帰ってきた。
まさに生産原価を意識している返事だった。
以前日本できたときは、1つの箱にたくさんはいる品種。すなわち、あまり広がらない品種と帰ってきたのと少し違った。
