品種改良:個人育種家の西川公一郎が提供する園芸新品種と南米遺伝資源に関連するサイト

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2008年3月29日

食用ルピナス

エクアドルではルピナスの種子をチョチョと言う名で庶民の間で親しまれよく食べられる。
チョチョとトウモロコシを混ぜて食べる料理が普及していて、屋台やスーパーでたくさん販売されています。
エクアドルで私が育種を手伝ってもらっている技術者は過去に食用ルピナスの品種改良に携わっていた経験がるほどでエクアドルでは知られている。
私もチョチョは大好きで良くおやつに頂いている。バスの休息所でスプーン・レモン付きで1食分をus50セントで販売されている。
元々チョチョはアンデスのインデイヘナが古くからキヌアと共に食してきた歴史があり、エクアドル・コロンビア・ボリビアなどで広く知られている。

エクアドル,アンデス高山帯の植物

標高4000m程度のアンデス高山帯の植物調査を行った。
赤道直下のため晴れると光は強烈だが、夜間は氷点下になるほど冷え込む。
チンボラソ周辺は5500m程度まで植物が生育しているが、その他はだいたい4500m程度で植物の生育が難しくなる。ナデシコ・キクなどがロゼット化し、日本では想像しにくい草姿となっている。麻薬用のケシ栽培がコロンビアとエクアドルでは有名だが、それだけではなく鑑賞価値の高いケシの生育も見られる。

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エクアドルの首都,キトの風景

quito1.JPG キトは南北に山に囲まれているため東西に細長く広がっている。 標高4100mの山頂からキトを眺めるとその広がりがよく分かる。

2008年3月27日

アンデスの植物調査

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アンデスの自生地調査を継続している、ツンベルギアが自生し一面を覆っていた。
少し標高の低いところを調査したが植物が昨日までとまるで違う。
宿根朝顔、ツンベルギアなど温度が比較的必要な植物を調査することができた。
明日は標高4000m以上の高地を調査する予定だが非常に楽しみだ。

2008年3月26日

エクアドルの遺伝資源調査を行った

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日本から来られた大切なお客さんと一緒に遺伝資源の調査を行った。
電線にびっしりとついたエアープランツはなかなかおもしろい。日中と夜中の温度差が大きいため朝露が多く、一年中気温の変化のないエクアドルはエアープランツの生育に適しているのだと感心させられる。
また、今日はカヤンベ山の麓の調査を実施したが、赤道直下にもかかわらず万年雪がある山にも改めて感心させられた。

2008年3月20日

今日調整ピーとを購入した

cayambeで播種及び挿し木用に調整ピートを購入した。プロミックスとBM2が入手可能だった。入手できる調整ピートは多数あるとのことだが、日本で使い慣れている調整ピートは安心して注文することができるのでプロミックスとBM2にした。完熟バーク堆肥も乾燥させ雑草の種子を含まない物が入手できることが解った。
雑草に悩まされている現状は改善されると期待できる。

調整ピートは明日の午前中の配達となった。また、高精度のリトマス紙を簡単に入手することができた。加えて、スミカ・サンキョウ・シンジェンタ・etcと使い慣れた農薬が簡単に手にはいることが解った。
スミカがエクアドルに事業所を持っていることに驚いたが考えてみれば、世界的な切り花の生産地は大きなマーケットで縮小傾向にある日本に頼っているより遙かに将来性があるのだと理解できる。

スミカが着物姿の日本女性をモデルにしたカレンダーを配っているため、大きな農薬販売所は皆日本のカレンダーがどこかにかかっている事に驚いた。

2008年3月18日

娘の成長日記1

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エクアドルに来て40日が過ぎた、娘が学校に通い始めて4週間目に入った。通い始めて2週間目に猩紅熱にかかり1週間学校を休んだ、休んだ後学校に通い始めるのはかなりつらかったらしく行きたいないと悲しんだが、初日から帰ってきたら楽しかったと話嬉しかった。2週間目から水泳のクラスに通い始め3週目でクロールに息継ぎが何とかできるようになった。妻がプールに付き添っていたが、私の方が良いというので先週に引き続き次回から私が娘のプールに付き添う事になった。娘は私がいるときはスペイン語をほとんど話さないが一人の時はかなり話し始めている、また、会話をかなり理解し始めている。
娘のクラスは1学年落とし今6歳で誕生日が9月だが5歳6歳クラスに入れた。校長先生の薦めでそうした。最初は本当によいのかと疑問もあったが、今の娘を見ているとそれで良いと思える。今以上に複雑なクラスは娘には難しい。遊びの中で言葉を覚え習慣を覚えていくという校長先生の言葉が今では自信を持ってうなずける。

日本からお客さんが来られることになった

3月23日、日本からお客さんが来られる事になり、植物調査のスケジュール調整、ホテル、車、現地ガイドの手配などあわただしく調整を進めている。
残念ながら今回は滞在日数が少なく、深くまで入り込む本格的な調査はできないが、山岳地域を中心に調査ガイドをさせていただく事となった。

今回のお客さんは大切なお客さんであるため、どうやってエクアドルを楽しんでもらおうかと悩んでいる

ようやく事務所にインターネット回線が入った

エクアドルデはアンデイナテルが日本のNTTのように電話回線を独占しているためADSLはアンデイナテルのサービスが基本となる。アンデイナテルは需要に対して十分な回線数を提供していないため申請してサーバイスが開始されるまでに長期間が必要とされることが多い。
そのため、キトではケーブルテレビの回線を利用したサービスが充実し始めている、私が住むカヤンベではケーブルテレビ回線を利用したインターネットサービスはなく、サテリタルというワイヤレスインターネットサービスかADSLしかない、ADSL回線申し込みはすでにおこなっているがやはり回線待ちとなりインターねとが引き込めない状態が続いていた。
そこで、ワイヤレスサービスを探していたがたまたま同じアパートに住む方がワイヤレスサービスの会社にお勤めの方で自宅にインターネットを引き込むために屋根にアンテナを設置していたところに出くわし、頼んでみたところ即日工事が実施されその日からインターネットが利用できるようになった。
昨日からインターネットが事務所に引かれたため非常に作業がしやすくなった。

2008年3月 9日

網窒が完成した

育種を進めていく上で必要不可欠な網窒が完成した。
再来週からの本格的な交配を目標に準備を進めている、2重ドアの完全網窒が今日完成した。
現在、灌水設備整備を進めている。母株を中心に点滴灌水を導入するためで。蓮口による灌水と点滴による灌水を整備する。

現在、農場3人、事務1人の4人体制で育種を進めているが、本格的な交配と種子採取が始まると農場を4人、事務を1人の5人体制にして、「育種と種苗の試験生産を行うラボとしての機能が強化される」。少しづつだが準備が進んできた。エクアドルは四季がないため一端環境が整い育種が軌道に乗れば、日本のように真夏と真冬は休まなければならないというような事はない。標高3600mの熱帯高知の優位性を発揮するのはこれからだが、消して楽観できないことが次第に解ってきた。

エクアドルはベネゼーラ、ボリビアと共に反米勢力として、エネルギー供給として中国と強いつながりを確保した。アメリカはコロンビアを支援し軍事及び経済に強い影響力を確保している。中国とアメリカの敵対関係が、コロンビアとエクアドルの形で表面化してきた。かつてのソビエトとアメリカの敵対関係がベトナム戦争を引き起こしたことを考えると政情不安はこれから具体的に表面化すると理解できる。

2008年3月 2日

エクアドルで現地法人を作ることになった

植物の輸出入を円滑に進めるためにエクアドルで現地法人を作る事になった。
会社作成は来年以降と考えていたためかなり早めの作成となる。外貨獲得を目的とした輸出目的会社のため3年以内に輸出の納税の実績が求められる。
外貨獲得のために「種苗の生産」を強いられることが決まった。

事業存続のために国際展開を前提とした育種成果のライセンス販売と種苗生産は不可欠であることは承知していたため計画通りであることは事実であるが、もう少しゆっくり進めようと考えていた。

外国人が起業して植物の輸出入に関わる仕事をするためには法人を作らなければ制限が多すぎる。
焦らず少しづつ進めていこう。思った通りにならないのがエクアドル、ふつうに事が進まないのがエクアドル。困難を楽しみながら常に楽観的であることがエクアドルで事業を成功させるこつだと長年エクアドルで事業を進めている日本人経営者からアドバイス受けた。この言葉が早く自分の口から出るようになりたい物だ。