品種改良:個人育種家の西川公一郎が提供する園芸新品種と南米遺伝資源に関連するサイト

logo.gif

自然調和型ログハウス

<自然調和型ログハウスの提案>
(共同開発)
1) 屋上緑化メーカーの「ちえの木」はログハウスメーカーの「ライブアート村山」と共同で自然調和型ログハウス緑化システムを開発した。
(概要)
2) 「自然の中で緑に囲まれて生活したい」という要望の高まりを受け、木材の良さを最大限に生かすログハウスと自然との調和を達成する屋根緑化を組み合わせた。ログハウスの屋根を緑化することで省エネ等環境への配慮を行う事に加え、周囲の自然との一体化がはかれる。
(手順)
3)①屋根に流れ止めストッパーとネットを設置する。
②バインダーと混合してペースト状になったセダム専用培養土を設置する。
③屋根上に設置されたセダム専用培養土をしきならす。
④しきならしたセダム専用培養土に振るい苗を植え付ける。
⑤最後に種子入り培養土を全体に散布する。
(今後の展開)
4) 急勾配屋根は緑化が難しいが周囲からよく見えるため要望も多い。今回開発したログハウス緑化システムは今後農村部から都心部まで幅広く普及することを期待している。
(専門技術者ならではの細かい配慮)
5) 日照や勾配、屋根の向き等により利用する植物や土厚を変える等細かい配慮を行っている。植物は6種類の日本の気候に合う耐乾性植物を中心に、利用する環境に応じて適宜変更して利用する。
(低価格を達成)
6) 法面緑化技術を応用し屋根上で土を固めるため、材料をそれぞれ単体で移動させる事ができ、輸送コストを削減した。耐乾性植物を利用し土量を減らす事で建築負荷を軽減し、土代や荷上げ代を削減した。振るい苗に加え種子を併用することで植物コストを削減した。
(メンテナンス体制)
7) ログハウスは木材の収縮等への対応のため年に1回の最低限のメンテナンスが不可欠であるが、生きた素材を利用する屋上緑化も年に1回の最低限のメンテナンスが不可欠である。メンテナンスに関するノウハウの蓄積も十分ある。
(緑化に関して)
8)緑化に関するメンテナンス
・ 土厚は5cm~6cm程度が基本であるが利用している植物は乾燥に強いセダム属とデロスペルマ属を中心とした耐乾性質植物であるため真夏でも潅水の必要は無く、雑草の発生もほとんど無い。そのため、年に1回の追肥と簡単な除草程度のメンテナンスしか必要ありません。
9)利用する植物
・ 利用する植物は、植物苗の根鉢部分の土を振るい落とした「振るい苗」と種子 を組み合わせる。
1) 振るい苗は農場で根鉢をほぐし、根鉢部分の土を7割以上振るい落とした物である。軽量であるため輸送コストが小さく取り扱いも容易である。また、施工現場での容器からの抜き取り手間の省力化がはかれ、ポットやトレー等のゴミが発生しないため廃棄物の発生量も少なくてすむ。また、一般に施工現場に持ち込まれた植物苗はルーピングした根鉢であってもやむ終えずそのまま植えられることが多いが、根鉢を崩し土をある程度崩した方が生育が良いことが広く一般に知られている。耐乾性植物は乾燥に極めて強いため根鉢部分の土を振るい落としたまま出荷しても活力を落とすこと無く利用できる。
2) 種子はちえの木が自社農場で採取したもので、マツバギクレイコウを中心に複数の耐乾性植物の種子を経験に基づいて混同したものを利用する。施工現場で発芽生育した植物はその環境に最も適合した形態となるため強い個体を得る事ができ、異常気象等でも枯死することがない。また、施工直後の異常気象等で振るい苗の歩留まりが悪く目的とする被覆率を達成できなかった場合でも、補助的に利用した「種子」が数ヶ月かけて徐々に発芽し目的とする被覆率が達成できる。
ちえの木 :屋上緑化用植物の生産販売を中心に屋上緑化、河川緑化、法面緑 化、擁壁緑化システムの販売とメンテナンスを行っている。
URL:http://www5.ocn.ne.jp/~chienoki/
ライブアート村山:ログハウスの設計、施工、メンテナンスをトータルで提供 している。
URL:http://www.naxnet.or.jp/~liveart
工法の概要1
<セダム専用培養土とバインダーの混合状況>
・セダム専用培養土にバインダーと水 を加え攪拌してペースト状にしま す。
<セダム専用培養土の荷上げ状況>
・ペースト状になったバインダー 入りセダム専用培養土をクレーンでつって荷上げします。
<振るい苗の植え付け状況>
・荷揚げしたセダム専用培養土 をしきならし、振るい苗を植 え付けます。
<種子入り培養土の散布>
・10リットルの培養土に種 子1gを混合して全体にま んべんなく散布します。
<仕上がり状況詳細(施工直後)>
・施工直後全体の20%程度が 緑で覆われています。
<仕上がり状況全体(施工直後)>
・屋根が緑化され周りの風景に とけ込んでいます。今後植物 が生育し被覆率が上がればさ らに一体感が強まります。
工法の概要2
<セダム専用培養土の流れ止めストッパーおよびネット>
・セダム専用培養土の流れ止めと 植物の根絡まり支持体として屋 根に30cm~100cm間隔で流 れ止めストッパーを設置して ネットを全面に設置します。
<振るい苗出荷状況>
・農場で根鉢を崩し、7割以 上の土を振り落とした状態 で箱詰めして出荷します。
・一般に利用されるポット苗 と比較して運賃コストが1 /4程度ですみます。屋根 の上で取り扱いが容易な上 ゴミがでません。
<振るい苗詳細>
・上左:スプリューム
上右:マツバギクレイコウ
中左:コーラルカーペット
中右:モリムラマンネングサ
下左:サカサマンネングサ
下右:メキシコマンネングサ
以上の6種類が一般的に利用される種類です。
部材紹介1
部材紹介2
<種子の生育状況(播種後3ヶ月)>
・種子は導入された場所で最初から育 つためもっともその環境に適した形 態となり強い個体を得ることができ ます。
・利用される種類は一般に、マツバギクレイ コウ、サカサマンネングサ、キリンソウ、スプリュームを 中心に3~6種類程度です。
・写真の植物は播種後3ヶ月の状態の ものです。生育は早くはありません が確実に生育していきます。
http://www.chienoki.jp/09zasshi/roghouse.pdf

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.florsaika.com/mt/mt-tb.cgi/79

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)