呼吸システム(C3・CAM合成)
呼吸システム(C3・CAM合成)について <2002.7.17>
セダム、マツバギクなどは夜間に気孔を開き二酸化炭素を取り込み酸素を放出します。日中は気孔を閉じ、夜間取り込んだ二酸化炭素を利用して光合成を行います。日中、気孔を閉じているので蒸散作用等により失う水分を最小限にすることが可能です。
このような植物は一般にCAM植物と呼ばれます。CAM植物にはサボテンやユーフォルビアなどがあり他の植物が生育できないような極端に乾燥する場所にも生育することが可能です。
しかしながらCAM植物の光合成方法であるCAM合成は効率が悪く生育速度が悪いという欠点があります。その点、一般の植物の光合成方法であるC3およびC4合成は効率が良く生育速度が速いという特長があります。
セダム、耐寒マツバギクの最も特長的なことはCAM合成とC3合成を環境により短期間のうちに切り替えることが可能であることです。すなわち条件の良いときにC3合成で効率よく生育し、条件の悪い時にCAM合成で衰退をくいとめるのです。つまり攻めと守りを状況に応じて使い分けることができるのです。
http://www.chienoki.jp/06sedum-mamechishiki/mame7-17.html
